【レポート】みやざき2018 スポーツ・ヘルスケアビジネス創出セミナー パネルディスカッション

2018/5/29に開催された「みやざき2018スポーツ・ヘルスケアビジネス創出セミナー」のパネルディスカッションでは橋本先生、築地社長、三宅さんのお三方とファシリテーターの渋谷で「徹子の部屋」風のレイアウトで行うことに。パネルディスカッションというよりは座談会です。
その中で議論したのは、
・スポーツにとっての食とは何か?
・“ビジネスとしての”スポーツ×食とは何か?
・宮崎の可能性とは何か?
という3点。
会場を巻き込んで、それぞれの立場から活発な意見が出た結果、見えてきたことは今回のセミナーが非常に意義深いということを知らしめるものでした。

「スポーツにとっての食」は言うまでもなく、パフォーマンスパップのベースであり、体づくりの基本。だからこそアスリートたちは非常に気を使っているし、提供者側は栄養素に加えておいしさも追求し、続けられるように飽きが来ないようにすることが必須です。

それを“ビジネスとして”考えるとどうなるかというと、おいしさと栄養を追求すればいいというわけではなくなってきます。それぞれのチームの状況であったり、地域の状況であったり、関係性であったりを考慮して、何より“お金”が回ることも考えなければいけない。言ってしまえば
・スポーツがわかって
・食がわかって
・ビジネスがわかる
ことが要件になってくるので、とてもチャレンジングな領域になるわけです。ゆえに一人ではできないし、一つの会社でもできない。みんなで協力してやっていくしかない。そのためには“ビジネスとしてのスポーツ×食”に関わる一人一人の人間力も問われてくるのです。

では宮崎ではどんなことが可能になるか、というと実はすでにやっていることが多々ある。栄養士会と連携してアスリート弁当も創っているし、廃校を利用してスポーツキャンプ環境も整えているし、栄養指導の体制もある。ただ問題は“繋がっていない”、そして”知らない”ということ。であれば答えは簡単で、みんなで“繋がって”、“知って”、そして“やってみる”だけでいい。今回のようなセミナーは“繋がる”きっかけとしては非常によく、今後続くワークショップにかかる期待は大きくなってきますね。

About the author: shibuya

Leave a Reply

Your email address will not be published.Email address is required.